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        2016.02 구독 인증기관 무료, 개인회원 유료
        韓国国内で2006年7月に公開された、ポン・ジュノ監督の映画グエム ル-漢江の怪物は、当時、韓国歴代最大観客動員数を記録し、同年9月 には映画配給会社角川ヘラルド(現在の角川映画)によって日本でも封切ら れた。しかし日本での人気は当初の予想とは異なる低調な成績に終わ り、韓流映画に対する全般的な期待自体低下させる契機となった。 『グエムル』の日本興業失敗の原因は既に様々な角度から分析されてい る。しかし筆者は、映画の中に描写された韓国社会の秩序意識に対し て、日本人が感じる違和感もその原因の一つとして作用したと考える。 筆者の考えを確かめるため、本論文では、日本と韓国の怪獣映画作品の 中に描写される社会秩序を考察し、これを比較分析する。そしてさらに 韓国人と日本人の考え方の違いに関して、まず李御寧と小倉紀藏の論理 を検討し、そこから出発して、筆者なりのアプローチで、社会制度に対 する信頼感ならびに社会秩序に対する考え方の違いの原因について明ら かにしようと試みる。
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